難病の女流棋士「囲碁に出会えてよかった」 プロへ決意

写真・図版プロ棋士としての決意表明をする加藤千笑さん=東京・市ケ谷の日本棋院

生まれつき骨が弱い難病「骨形成不全症」を抱えて囲碁のプロ棋士採用試験に合格した岐阜市尼ケ崎町の通信制高校1年、加藤千笑(ちえ)さん(16)が27日、東京・市ケ谷の日本棋院であった表彰式に出席。新人棋士の1人として紹介され、棋士生活への決意を述べた。

井山裕太名人・七冠(28)ら2017年に活躍した棋士らの合同表彰式にあわせ、4月からプロ棋士になる13~19歳の6人が紹介された。車いすに乗ってあいさつした加藤さんは「たくさんの人に支えられてここまで来ることができました。囲碁に出会えて本当によかったと思います。これからも頑張りますのでよろしくお願いします」とあいさつ。大きな拍手を受けた。

閉会後、藤沢里菜女流三冠(19)ら、あこがれの先輩棋士らとラインの連絡先を交換。棋士への思いを新たにしていた。加藤さんは今年1~2月、大阪市日本棋院関西総本部であった女流棋士採用試験で11戦全勝。プロ試験8回目の挑戦で念願を果たした。(大出公二)

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