日経平均、14日連続上昇 歴代1位に並ぶ、57年ぶり

20日の東京株式市場で、日経平均株価が14営業日連続で値上がりした。連続記録としては1960年12月21日~翌年1月11日と、約57年ぶりに並ぶ歴代1位の記録になった。日経平均の終値は前日より9円12銭(0・04%)高い2万1457円64銭で、年初来高値も更新した。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX東証株価指数)は同0・60ポイント(0・03%)高い1730・64。出来高は15億2千万株。

北朝鮮情勢への警戒感が緩んだ、10月から日経平均は、米国などの好調な世界経済や衆院選での与党優勢報道などが材料となり上昇を続け、2日からの上げ幅は1千円を超えた。

この日は高値警戒で利益を確定する売りが先行したが、その後、上昇に転じた。市場からは「やや過熱感もあるが経済情勢はよく、相場は強い」(大手証券)との声が出ている。

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