信長の茶会記、82年ぶりに発見 知られざる料理も記載

写真・図版新たに見つかった織田信長の茶会記(古田織部美術館提供)

織田信長(1534~82)が開いた茶会を記録した茶会記が新たに見つかった。道具の取り合わせや料理の献立も記されていた。調査した古田織部美術館(京都市)によると、信長の茶会記が確認されるのは1935年以来、82年ぶりという。

広島藩士・三好家に伝わる記録で、宮下玄覇(はるまさ)・同館館長が数年前に入手した書状などの中から発見。堺の豪商・天王寺屋の主人で、千利休や今井宗久(そうきゅう)とともに茶の湯の天下三宗匠と呼ばれた津田宗及(そうぎゅう)が記したとみられる。「津田宗及御会席付(おんかいせきつけ)」と題され、軸装されていた。同館は筆跡などから真筆とみている。

天正2(1574)年5月2日の日付と「於 御殿様(=信長)御会」の記述があり、場所は記されていないが、当時の信長の動静から京で開かれたと推定される。京の茶の湯者・不住庵梅雪(ふじゅうあんばいせつ)が点前し、宗及の叔父や京の有力町衆らを客にしたらしい。イカやかまぼこなどのほか、これまで知られていない「餡(あん)つけ鱒(ます)」という料理もあった。

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