新型コロナ、子どもは症状軽い傾向 WHO専門家が会見

世界保健機関(WHO)は16日の記者会見で、子どもの新型コロナウイルス感染について、大人よりも症状が軽いといった傾向があると明らかにした。ただ、死亡例もあり、弱者として守ることが重要だとした。

 子どもの感染をめぐっては、WHOの派遣チームと中国の保健当局による合同調査報告書で、未解明の点が多いとされていた。

 WHOの専門家マリア・ファンケルクホーフェ氏は会見で、インフルエンザと違って子どもが感染する確率は大人より小さいと説明。「学校などでの感染の増幅を心配していたが、これまでのところ確認されていない」と述べた。

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