入試ミス防ぐには…悩む大学 解答例公表・予備校が検証

大阪大に続き、京都大でも、昨年の入試の物理の問題で出題ミスが明らかになった。受験シーズンまっただ中に相次いで発覚した重大なミス。各大学は、合否判定に影響すれば、受験生の人生を左右しかねないだけに、防止対策を進めている。

発覚のきっかけは

出題ミスを防ぐため、大学側は解答例の公表や予備校による検証など様々な対策を取っているが、問題の公表には国語や英語などで出典の著作権に配慮が必要になるなど課題もある。

秋田大では合格発表後の3月上旬以降、著作権法上で制限がかからない一部の問題と、解答例をホームページで公表している。少なくとも5年以上前から取り組んでいるといい、入試課の担当者は「受験生にとってメリットがあると考えている。ミスの指摘を受けやすくする狙いはないが、できるだけ情報を公開している」と語る。

試験直後に予備校に問題と解答例の検証を依頼し、ミスを早く見つけようと取り組む大学もある。

ASAHI.COM

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