安心?やり過ぎ?絵馬にシール 個人情報流出を懸念

写真・図版少林山達磨寺には情報保護シールを貼った絵馬が並ぶ=1月28日午後、群馬県高崎市、加藤美帆撮影

受験の願掛けたけなわの季節。絵馬に記された願いごとや氏名が他人に見えないように「対策」を取る寺社が広がっている。ネット時代に改めて個人情報保護の意識が高まった形だが、「過敏だ」「縁起物の由来とずれている」との声もあり、受け止め方は様々だ。

「縁起だるま」発祥の地として知られる群馬県高崎市の少林山達磨(だるま)寺。1月下旬、本堂の横には、白い下地の「情報保護シール」が貼られた絵馬がずらりと並んでいた。

群馬県渋川市の中学3年の長島有里さん(15)も、志望校とともに「合格しますように」と書いた絵馬にシールを貼った。「校名や住所を詳しく書いた方が願いごとがかなう気がして。シールがあれば安心です」

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