アメフト伝統の一戦、流れ呼ぶ一撃 関学・小椋みせた

写真・図版関学のDB小椋=内田光撮影

 アメリカンフットボールの関西学生リーグは22日、京都・西京極陸上競技場で開幕2連勝同士の関学大と京大が対戦し、2連覇を狙う関学が31―10で快勝した。これで関学は2005年から京大に13連勝になった。

2連覇を狙う関学は昨年のスターターの多くが卒業し、一方の京大は近年になく戦力が充実。「関京戦」は接戦が予想された。しかし挑戦者であるはずの京大がパントのスナップミスがきっかけで先取点を許し、関学のリズムになった。その中で、関学に4年生らしい気迫のこもったプレーがあった。

関学が2本目のタッチダウン(TD)を奪った直後の京大の攻撃シリーズ。50ヤード付近からの第1ダウン10ヤードで、京大はQB田中大輔(4年、関西大倉)が中央へ走り込んだTE中辻威統(たかのり、4年、京教大付)へ短いパスを通す。捕った瞬間、中辻の前には大きなスペースがあり、ロングゲインが見込めた。

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